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キオスクモードとは
キオスクモードとは
キオスクモードとは、指定したアプリ以外を端末側で起動できない状態にする設定です。
mobiAppsにてキオスクモードを適⽤した端末は、指定したアプリ以外の起動はできません。
また、指定のアプリ起動中の端末上での操作を、制限できます。
キオスクモードを利用する際の留意事項
キオスクモードを利用する場合は、事前に1台の端末にキオスクモード設定を適用し、ご希望どおりの動作となるかを検証・ご確認のうえでご利用ください。
キオスクモードの利用条件
キオスクモードを適⽤する場合、下記の条件を満たしている必要があります。
- Android OS 9.0以降の端末
- Device Owner(Android Enterprise)、またはDevice Owner(Android Enterprise⾮対応)の端末
- サービスプランが割り当てられている状態
キオスクモード適⽤時に固定するアプリは、以下から指定できます。
- パッケージ名の直接⼊⼒指定
キオスクモード設定画面の説明
- 新規登録:キオスクモード設定を新規登録できます。
- 設定の解除:任意の端末のキオスクモード設定を解除できます。
- 検索:キオスクモード設定の設定名を部分⼀致で検索できます。
- 詳細:キオスクモード設定の詳細を表⽰します。
- 編集:キオスクモード設定を編集できます。
※「…」ボタンをクリックし、「編集」をクリックします。 - 削除:キオスクモード設定を削除できます。
- 設定の適⽤:選択したキオスクモード設定を、任意の端末に適⽤します。
キオスクモード設定を作成する
キオスクモード設定を作成する
- サイドナビの「mobiApps」>「アプリ設定」を選択します。
- 「キオスクモード設定」を選択します。
- キオスクモード設定を作成するグループを選択します。
- 「新規登録」ボタンをクリックします。
- 作成する設定名を⼊⼒します。(必須)
- 固定するアプリを指定します。(必須)
※「追加」ボタンをクリックすると⾏が追加され、固定するアプリを最⼤20件まで指定できます。
※固定するアプリを1つのみにする場合は、キオスクモード設定で1つのアプリのみ起動させる場合をご確認ください。 - 指定したアプリを起動する時間を「終⽇」「時間指定」から選択します。(必須)
- (7)で「時間指定」を選択した場合、時刻を指定します。
※終了時刻に開始時刻よりも前の時間を指定した場合、終了時刻は翌⽇の時刻として扱われます。 - 指定したアプリが起動している状態で、端末側にて操作できる項⽬にチェックをつけます。
※「デバイス機能制御」をクリックすると、すべての項⽬のチェックが外れます。
※チェックボックスのオン/オフを切り替えると、ヘルプテキストの内容も切り替わります。
※⼊⼒内容の詳細はキオスクモード設定の各種項⽬の詳細オプションをご確認ください。 - 「保存」ボタンをクリックします。
- キオスクモード設定が登録され、メッセージが表⽰されます。
アプリパッケージ名の確認方法
- 「端末管理」から端末の右端「…」をクリックし「詳細」を選択します。
- 「端末詳細画⾯」から、「端末アプリ状況」タブを選択します。
- 端末にインストール済みのアプリ⼀覧が表⽰されます。「ID」列に表⽰されている⽂字列がアプリのパッケージ名です。
- 任意のアプリのパッケージ名の「ID」列をコピーし、ご利⽤ください。
※「端末情報取得」機能を実⾏することで、最新の「インストール済みアプリ⼀覧」を取得することができます。
キオスクモード設定で1つのアプリのみ起動させる場合
キオスクモード設定で1つのアプリのみ起動させる場合(「固定アプリ」を1つのアプリのみで利用する場合) は、「デバイス機能制御」のタスクボタンの設定は「無効」にしてご利用ください。
タスクボタンが「有効」の場合、タスクボタンにより指定した「固定アプリ」が終了され、キオスクモード設 定を解除もしくは再適用するまですべてのアプリが利用できない状態となる可能性があります。
キオスクモード設定の各種項⽬の詳細
基本情報
入力項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
設定名 | 設定データの名称を入力します。 ※30文字以内 | ○ |
備考 | 備考を入力します。 ※80文字以内、改行可能 |
固定アプリ設定
入力項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
固定アプリ | 固定するアプリのパッケージ名を入力します。 | 〇 |
固定時間設定
入力項目 | 説明 | 必須 |
---|---|---|
固定時間 | 「終⽇」「時間指定」を選択します。 | 〇 |
時間指定 | 「時間指定」を選択した場合、開始・終了時刻を⼊⼒します |
オプション
オプションは、端末側で操作できる項⽬を選択します。
有効・無効のいずれかの値をとり、いずれも必須項⽬です。
入力項目 | デフォルト | 説明/無効の場合 |
---|---|---|
ホームボタン | 有効 | ホームボタンの表⽰が無効になります。 |
タスクボタン | 有効 | タスクボタンが無効になります。 ホームボタンを有効にした場合のみ、 有効にできます。 |
通知ドロワーの表示 | 有効 | ステータスバーを下にスワイプした際の通知ドロワーの表⽰が無効になります。 ホームボタンを有効にした場合のみ、有効にできます。 |
ステータスバーのアイコン表示 | 有効 | ステータスバーのアイコン表⽰が無効になります。 |
電源ボタン長押しメニュー | 有効 | 電源ボタン⻑押しメニューが無効になります。 |
画面ロック | 有効 | 電源ボタン押下やスリープなどによる画⾯ロックが無効になります。 |
システムエラーダイアログ | 有効 | アプリが強制終了した場合などに表⽰されるシステムエラーダイアログが無効になります。 |
デバイス利用制限との併用
「自動画面消灯(スリープ)等の設定はデバイス利用制限から設定できます。」というメッセージは、管理画面の遠隔設定メニュー>フィーチャーセット作成>デバイス利用制限設定の下記項目を指しています。
- ステータスバーの制限
- ロック画面を表示する
- 給電中は自動的に画面消灯(スリープ)しない
- トーストとアプリケーションオーバーレイの制限
- アプリのチュートリアルや導入ヒントをスキップする
キオスクモード時に上記項目の制限を行う場合には、別途デバイス利用制限設定を作成し、フィーチャーセットに含めて端末に適用する必要があります。詳細はフィーチャーセットをご確認ください。
キオスクモード設定を適用する
端末にインストールされていないアプリを含んでいる場合は、ジョブのステータスが端末エラーとなり、適⽤することができません。
- サイドナビの「mobiApps」>「アプリ設定」を選択します。
- 「キオスクモード設定」を選択します。
- グループを選択します。
- 「設定の適⽤」ボタンをクリックします。
- 対象の端末にチェックを付けます。(複数選択可)
※端末を検索する場合は、右上の「端末の検索」から検索が⾏えます。
検索が有効になっている場合「端末の検索」が緑⾊になります。
検索の解除は「端末の検索」から「×リセット」をクリックします。 - 「次へ」ボタンをクリックします。
- 適⽤するキオスクモード設定の内容が表⽰されます。
- 指定した時刻に設定する場合は、「予約⽇時を指定する」にチェックを付け、⽇時を指定します。
- 「OK」ボタンをクリックします。
- キオスクモード設定の適⽤処理が登録され、メッセージが表⽰されます。
端末エラーについて
キオスクモード設定適⽤のジョブが「端末エラー」となる場合は、下記が考えられます。
「警告アイコン」が表⽰される場合
キオスクモードを適⽤する端末の選択画⾯で、端末の左端に「!」のマークで「警告アイコン」が表⽰される 場合、下記のキオスクモード適⽤の条件を満たしていないため、端末を選択することができません。
■適用条件
- Android OS 9.0以降の端末
- Device Owner(Android Enterprise)、またはDevice Owner(Android Enterprise⾮対応)の端末
- サービスプランが割り当てられている状態
「警告アイコン」をクリックすると、警告内容が表⽰されます。
