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mobiconnectでは、監視ポリシーを利用してアプリの起動を禁止することが可能です。
本機能は、Windows Agent方式で登録された端末が対象です。
監視ポリシーとは
監視ポリシーとは
監視ポリシーは、指定されているポリシーと相違がないか、定期的に情報を取得する機能です。
ポリシーと相違があった場合、ポリシー違反端末として管理者へ通知します。
遠隔監視機能は、差分を検知した場合に管理者へ通知する機能であり、端末側での設定を強制する機能ではありません。設定の強制や機能の制限などは、遠隔設定フィーチャーセットをご利用ください。
監視できる項目
Windows Agent方式
- アプリインストール状態の監視
ブラックリストで指定したアプリの起動を禁止する機能です。
- 位置情報の監視
設定した周期で、端末の位置情報を定期的に取得します。
- SIM交換の監視
端末に挿入されているSIMカードが、交換されたり未挿入の状態となったことを検知すると、監視通知として管理者にアラートを通知する機能です。
※SIM交換の監視のご利用には、Windows Agentバージョン30.4以降が必要です。
Open MDM方式
- SIM交換の監視
端末に挿入されているSIMカードが、交換されたり未挿入の状態となったことを検知すると、監視通知として管理者にアラートを通知する機能です。
アプリインストール状態の監視
アプリインストール状態の監視
本機能はWindows Agent方式のみ対応しています。
Windows Agent方式にて管理する端末では、ブラックリストにて指定したアプリの起動を禁止することが可能です。
Windows端末では、差分として検知した場合に管理者に通知する機能はありません。
スケジュールの設定
遠隔監視ポリシーでは、監視を実行する周期と期間を設定します。
- 周期
3時間、6時間、9時間、12時間、または日数を数字で指定して間隔を設定します。 - 期間
3時間、6時間、9時間、12時間、15時間、18時間、21時間または日数を数字で指定して期間を設定します。
設定を手動で解除するまで監視を続ける場合は、”ずっと”を選択します。
アプリ監視設定
Windows端末では、以下に対応しています。
- ブラックリスト……記載したアプリの起動を禁止します。
ホワイトリスト、必須リストはWindows端末に非対応です。
登録できる件数は最大で500件です。
選択した監視方式にて差分を検出した場合の動作は、以下に対応しています。
- アプリの実行を禁止する
アプリの記載フォーマットについて
Windowsでは、監視対象アプリケーションをプロセス名で指定します。
そのため、監視対象プロセス名を事前に任意のWindows 端末で調べる必要があります。
【プロセス名取得方法・Windows10端末の操作例】
1.Windows上で抑止したいアプリケーションを起動します。
2.Windowsアイコンを右クリック(タッチ操作の場合はタップ長押し)し、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。
3.起動したアプリを選択し、右クリックして「詳細の表示」をクリックします。
4.選択されている項目上で右クリックして「プロパティ」をクリックします。
5.表示されている実行ファイル名をコピーします。
→この実行ファイル名をブラックリストテキストボックスにペーストします。
プロセス名に拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの「表示」メニューで「ファイル名拡張子」にチェックが入った状態で再度確認してください。
アプリ監視設定について
ブラックリストには、システムにかかわる重要なプロセス等を指定しないでください。
例)explorer.exe、svchost.exe等
設定内容については、事前に十分な確認および検証の上、ポリシーの作成および適用を実施してください。
監視ポリシーを作成する
- サイドナビの管理画面「遠隔設定メニュー」>「監視ポリシー作成」を選択します。
- 監視ポリシーを作成するグループを選択します。
- 「新規登録」をクリックします。
- 「遠隔監視ポリシー名(必須)」「説明(任意)」を入力します。
- 監視する項目にて「する」のラジオボタンを選択すると、項目の詳細が表示されます。
各種項目を設定します(項目の詳細は監視ポリシーの各項目の詳細を参照してください) - 項目の選択、設定が完了したら「登録」をクリックして登録します。
- 元の画⾯に戻り、登録完了のメッセージが表⽰されます。
端末設定状態の監視について
Windows端末では端末設定状態の監視は行えないため、必ず「しない」を選択してください。
「する」を選択して作成した監視ポリシーは、端末エラーとなって適用できません。