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紛失した端末の位置を特定します。
端末の制御方式によって、紛失時モードまたはクライアントアプリの機能を利用して位置情報を取得します。
方法1:紛失モードにして位置情報を取得する
端末の位置情報を取得します。
実行するには以下の条件を満たしている端末である必要があります。
- 紛失時モードに設定している端末
- 端末の電源がオンになっている
- 端末がネットワークに接続されている
方法2:クライアントアプリの機能を利用して位置情報を取得する
クライアントアプリの機能を利用して、端末情報の取得時に「位置情報」を取得します。
実行するには以下の条件を満たしている端末である必要があります。
- Hybrid MDMまたはIVI MDM方式で登録している(クライアントアプリで登録している端末)
- クライアントアプリがバックグラウンドで起動している
- 端末の電源がオンになっている
- 端末がネットワークに接続されている
紛失モードについて
紛失モードは、iOS9.3より追加された、端末を紛失した際のロック機能です。
本機能を使用するにあたり、iOS9.3/iPadOS13.1以降であること、およびApple ConfiguratorまたはDevice Enrollment Program(DEP)にて監視対象に設定されている必要があります。
※監視対象への設定についての詳細は、こちらを参照してください。
mobiconnectの管理画面より紛失モードを有効にした端末は、左のような画面となり、操作が制限されます。
ロックを解除する場合は、mobiconnectの管理画面より紛失モードを無効にします。
紛失モードを有効にした場合の動作と、遠隔でできること
紛失モードを有効にした場合、端末はロックされて下記以外の操作は制限されます。
- 端末側では電源のオンオフ
- ホームボタンをクリックして画面を明転させること
- サイドのスイッチにてサイレントモードの切り替え
- 電話着信
紛失モードの有効、および紛失時モード中の位置情報の取得には、モバイルまたはWi-Fiのネットワークに接続されていること、電源が入っていることが必要です。
位置情報はApple MDM方式にて取得されるため、クライアントアプリは不要です。
紛失モードを有効にする
- サイドナビで「端末管理」を選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末があるグループを選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末にチェックを付けます。
- 「紛失時対策」をクリックします。
- 「紛失時対策」画面を表示したら、「紛失モード」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「紛失モード」画面が表示されので、「紛失モード設定」タブを開きます。
- 「紛失モード」で「設定する」を選択します。
- 「ロック画面のメッセージ」「電話番号」「追加情報」を設定します。
- 紛失モードを開始する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、開始する日時を指定します。
指定しない場合は、即時に紛失モードが開始されます。 - 「パスワード」に管理画面にログイン中のアカウントのパスワードを入力します。
- 「同意する」にチェックを付けます。
- 「OK」をクリックします。
- 紛失モードの要求が登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
紛失モード設定の詳細
入力項目 | 説明 | 入力規則 |
---|---|---|
ロック画面のメッセージ | ロック画面に表示されるメッセージを入力します。 | 全角半角250文字以内 |
電話番号 | ロック画面に表示される、拾得者が連絡できる電話番号を入力します。 文字数が多い場合は、端末側の画面では末尾が省略されて表示されます。 | 数字のみ |
追加情報 | ロック画面に表示されるメッセージ、電話番号の他に表示させたい情報を入力します。 | 全角半角50文字以内 改行不可 |
非対応の端末に紛失モード設定を適用した場合
iOS9.3未満の端末、および監視対象に設定されていない端末に対し、紛失モードを有効・無効にする設定を適用した場合、ジョブ管理のステータスが下記の端末エラーとなり、端末に紛失モードは適用されません。
<端末エラー>
"Replace","3162","500",""
"Replace","3163","500",""
"Replace","3161","500",""
. ErrorChain=ErrorCode[0]=12021, ErrorDomain[0]=MDMErrorDomain, LocalizedDescription[0]=“EnableLostMode”は有効な要求タイプではありません。, USEnglishDescription[0]=“EnableLostMode” is not a valid request type.
紛失モードを無効にする
- サイドナビで「端末管理」を選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末があるグループを選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末にチェックを付けます。
- 「紛失時対策」をクリックします。
- 「紛失時対策」画面を表示したら、「紛失モード」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「紛失モード」画面が表示されので、「紛失モード設定」タブを開きます。 (4)「紛失モード」で「解除する」を選択します。
- 「解除する」を選択すると、その他の項目は入力不可となります。
- 紛失モードを解除する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予定日時を設定する」にチェックを付け、解除する日時を指定します。
指定しない場合は、即時に紛失モードが解除されます。 - 「パスワード」にログイン中のアカウントのパスワードを入力します。
- 「同意する」にチェックを付けます。
- 「OK」をクリックします。
- 紛失モード解除の要求が登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
紛失モードの端末から状態情報と位置情報を取得する
本機能を利用する場合、端末の紛失モードが有効状態である必要があります。
- サイドナビで「端末管理」を選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末があるグループを選択します。
- 紛失時対策を実行したい端末にチェックを付けます。
- 「紛失時対策」をクリックします。
- 「紛失時対策」画面を表示したら、「紛失モード情報」を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- 「紛失モード情報」画面が表示されるので、「紛失モード情報取得設定」タブを開きます。
- 紛失モード状態情報を取得する場合は、「紛失モード取得」にチェックを付けます。
- 端末の位置情報を取得する場合は、「紛失モード時位置情報取得」にチェックを付けます。
- 各情報を取得する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、取得する日時を指定します。
指定しない場合は、即時に情報を取得します。 - 「OK」をクリックします。
- 情報取得の要求が登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
紛失モードの状態を確認する方法
紛失モード取得によって取得された情報は、端末番号をクリック後に表示される端末情報詳細画面にて、「端末情報」タブの”位置情報”に記載されます。
iOS9.3未満の端末では、取得要求は成功となりますが、取得することができない項目のため、「ー」と表示されます。
非対応の端末に紛失モード時位置情報取得を実行した場合
非対応の端末に対して紛失モード時位置情報取得を実行した場合、ジョブ管理のステータスが下記の端末エラーとなり、位置情報は取得されません。
■iOS9.3未満の端末、および監視対象に設定されていない端末
"Get","10352","500",""
. ErrorChain=ErrorCode[0]=12021, ErrorDomain[0]=MDMErrorDomain, LocalizedDescription[0]=“DeviceLocation”は有効な要求タイプではありません。, USEnglishDescription[0]=“DeviceLocation” is not a valid request type.
■紛失モードが有効になっていない端末
"Exec","3150","500",""
. ErrorChain=ErrorCode[0]=12067, ErrorDomain[0]=MDMErrorDomain, LocalizedDescription[0]=デバイスはMDM紛失モードではありません。, USEnglishDescription[0]=The device is not in MDM Lost Mode.
取得した位置情報を確認する方法
紛失モード時位置情報取得によって取得された位置情報は、端末番号をクリック後に表示される端末情報詳細画面にて、「端末情報」タブの”位置情報”に記載されます。
端末の情報を取得する
管理画面における情報取得の実行手順(端末基本情報取得、位置情報取得、インストール済みアプリ一覧取得)は、全て共通となります。
取得を実行する項目のタブを選択し、実行してください。
それぞれの項目を取得する際の注意事項等は、取得する各項目を確認してください。
- サイドナビの「端末管理」を選択します。
- 情報取得を実行する端末が登録されているグループを選択します。
- 情報取得を実行する端末にチェックを付けます。※複数選択可
- 「端末情報取得」をクリックします。
- 「端末情報取得」画面が表示されるので、「端末情報取得設定」タブを開きます。
- 「端末情報の選択」で、取得する情報にチェックを付けます。
「端末基本情報」にチェックを付けた場合、「端末基本情報のオプション」が表示されます。ここから、取得する情報を選択します。 - 各情報を取得する日時を指定する場合は、「スケジュール」の「予約日時を設定する」にチェックを付け、取得する日時を指定します。
指定しない場合は、即時に情報を取得します。 - 「OK」をクリックします。
- 情報取得のジョブが登録され、登録完了のメッセージが表示されます。
端末の指定方法にて「全選択」選択した場合
「全選択」を選択した場合は、選択中のグループに含まれるすべての端末が対象となります。
「サブグループを含む」にチェックを付けている場合に「全選択」を選択した場合、選択したグループの配下にあるサブグループの端末も対象となります。
「フリーワード検索」「詳細検索」の検索結果に対して「全選択」を選択した場合は、検索結果の端末が対象となります。