- TOP
- > 目的からさがす
- > iOS・iPadOS
- > アプリをインストール(配信)する・アップデートする
- > 端末側のApple ID不要でVPPアプリを配信する(シリアル番号にライセンス割当)※初期設定あり
- iOS・iPadOS
- macOS
- tvOS
- Android
- Windows
- Education
- Entry
- Entry-mAL
- Entry-mAS
- Basic
- Basic-mAL
- Basic-mAS
- Standard
- Standard-mAL
- Standard-mAS
この記事は、以下の場合に必要な初期設定操作を含んだ操作手順です。
・初めてVPPアプリの配信を行う
初期設定が完了しており、追加でアプリの配信のみ行いたい場合は、端末側のApple ID不要でアプリを配信する(シリアル番号にライセンス割当)※初期設定済みを参照してください。
目次
VPPトークン(コンテンツトークン)を取得する
VPPトークン(コンテンツトークン)は、Apple Business Manager(ABM)もしくはApple School Manager(ASM)にてアプリのライセンスを購入する際に選択する場所(ロケーション)ごとに存在します。
Apple社の仕様により、VPPトークンは、他社MDM製品やApple Configuratorと共有して利用することができません。mobiconnect用の場所(ロケーション)を作成してください。
- Apple社のABM/ASMにて、管理対象Apple IDでサインインします。
・Apple Business Manager(ABM) :https://business.apple.com
・Apple School Managerm(ASM) :https://school.apple.com/
※管理対象Apple IDはABM/ASMで作成した、もしくは紐づけられたApple IDです。
・ビジネス向け:https://www.apple.com/jp/business/
・教育機関向け:https://www.apple.com/jp/education/ - ユーザー名をクリックします。
- 「環境設定」をクリックします。
- 「お支払いと請求」をクリックします。
- コンテンツトークンにて、該当する場所(ロケーション)横の「ダウンロード」をクリックすると、「sToken for xxxxxxxxxxxx.vpptoken」というファイルがダウンロードされます。
VPPトークンを登録する
取得したVPPトークンを、mobiconnectの管理画⾯に登録します。
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- VPPトークンを登録するグループを選択します。
- 「VPPトークンの登録」をクリックします。
※すでに登録済みのVPPトークンがある場合「新規登録」をクリックします。
<すでに登録済みのVPPトークンがある場合> - 「VPPトークン名」にVPPトークン名を⼊⼒します。(任意の名前)
- 「サーバトークン」にて、「ファイルの選択」をクリックし、VPPトークン(コンテンツトークン)を取得するにてダウンロードしたVPPトークン(コンテンツトークン)ファイルを選択します。
- 失効通知を設定します。
※失効通知は、VPPトークンの有効期限が失効する前に通知メールを送信する機能です。
有効にした場合、以下のタイミングで通知メールが送信されます。
•失効⽇時の1ヶ⽉前
•失効時 - 備考を⼊⼒します。(任意)
- 「OK」をクリックします。
- VPPトークンが登録されます。
新規登録しようとしているVPPトークン(コンテンツトークン)が他社製品に登録されている場合
他社製品(他社MDM製品、Apple Configurator)に登録されているコンテンツトークンを登録したい場合、「(許諾)mobiconnectの管理下に設定する」 にチェックを入れることで登録が可能となります。
※他社製品で該当のVPPトークン(コンテンツトークン)が利用できなくなる可能性があります。
VPPトークンのライセンスを共有する
ライセンスの共有とは・共有条件
複数のグループに同一のVPPトークンを登録することはできません。
そのため、複数のグループで同一のVPPトークンを利用してアプリやブックを配信する場合は、上位グループにVPPトークンを登録し、下位グループにライセンス共有を行います。
これにより、共有先グループでもVPPアプリやVPPユーザー・ライセンス割り当て情報が確認できます。
■ライセンス共有条件
以下の条件を満たしている場合、ライセンスの共有が行えます。
- 共有元のVPPトークンが紐づくグループと共有先のグループが同一ではないこと。
- 共有先のグループが、共有元のVPPトークンの紐づくグループの下位グループであること。
※同列のグループには共有できません。 - 他のVPPトークンから共有されたVPPトークンではないこと。
※同一のアカウント内で管理者が異なる複数のグループが存在する場合、VPPトークンは共用せず、ABM/ASMの管理画面でそれぞれ場所(ロケーション)を作成し、各場所のVPPトークンをダウンロードして各グループに登録することが推奨される運用方法です。
※ライセンスを共有した場合、共有元、共有先の全てのグループにて、VPPトークンに登録されたVPPユーザー名やメールアドレス、シリアル番号等の情報が閲覧可能になります。
ライセンス共有の手順
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- ライセンスを共有するVPPトークンが登録されているグループを選択します。
- ライセンスを共有するVPPトークンの「…」をクリックします。
- 「ライセンス共有の作成」をクリックします。
- ライセンスを共有するグループを選択します。
- 「OK」をクリックします。
- ライセンス共有処理開始のメッセージが表⽰されます。
ライセンスの共有を表すアイコンについて
ライセンスを共有しているVPPトークンには、VPPトークン名の左側にアイコンが表示されます。
共有元のVPPトークンの場合
共有先のVPPトークンの場合
VPPトークンの失効通知を設定する
VPPトークンの失効通知とは・通知のタイミング
Apple社の仕様により、VPPトークンの有効期限は1年のため、1年ごとにVPPトークンの更新が必要です。
本機能は、VPPトークンの有効期限が失効する前に、通知メールを送信する機能です。
以下のタイミングで通知メールが送信されます。
- 失効日時の1ヶ月前
- 失効時
失効通知の設定手順
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- 失効通知を設定するVPPトークンが登録されているグループを選択します。
- 失効通知を設定するVPPトークンの「…」をクリックします。
- 「編集」をクリックします。
- 「有効」を選択します。
- 通知メールを送信するメールアドレスを入力します。
- 「OK」をクリックします。
- 通知設定が有効になります。
VPPアプリ、ブックを購⼊する
Apple社のApple Business Manager(ABM)/Apple School Manager(ASM)でVPPアプリ・ブックを購入する手順です。
※VPPのご利用方法の詳細については、Apple社へお問い合わせください。
- Apple社のABM/ASMにて、管理対象Apple IDでサインインします。
・Apple Business Manager(ABM) :https://business.apple.com
・Apple School Managerm(ASM) :https://school.apple.com/ - コンテンツ「Appとブック」をクリックします。
- 検索ボックスに購入したいアプリまたはブックの名前、ID等を入力し、Enterキーを押します。
- 表示された検索結果より、購入したいAppまたはブックのタイトルを選択します。
- 購入する割当先の場所(ロケーション)を選択します。
- 数量を入力します。
※入力した数量が、購入するVPPライセンス数です。 - 「入手」をクリックします。
- 購入した場所(ロケーション)名の右横「利用可能」と表示された数が、現在利用できるアプリのライセンスの数です。
購入したVPPアプリを管理画面で表示するためには、VPPトークンの同期を行う必要があります。
有償のVPPアプリを配信する場合について
mobiAppsにて有償のVPPアプリを配信する場合は、ライセンスの種類を「管理対象ライセンス」を選択して購入してください。
「引き換えコード」を選択した場合は、mobiAppsにて配信することができません。
VPPトークンを同期する
Apple Business Manager(ABM)やApple School Manager(ASM)で購入したアプリを管理画面に表示するため、VPPトークンの同期を行います。
ABMやASMでアプリを購入した際は、都度同期を行ってください。
※ライセンス共有を設定している場合、共有先のVPPトークンも同期する必要があります。
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- 同期するVPPトークンが登録されているグループを選択します。
- 同期するVPPトークンの「…」をクリックします。
- 「同期」をクリックします。
- 「OK」をクリックします。
- 同期処理開始のメッセージが表示されます。
「コンテンツの表示が正しくありませんか?」について
アプリまたはブックを購入後、同期が行われていないと「mobiApps」>「VPPアプリとブック」に”コンテンツの表示が正しくありませんか?”というメッセージが表示されます。
メッセージをクリックして表示される「同期」をクリックするとVPPトークンの同期が開始されます。
「確認」をクリックすると購入したアプリが表示されます。
VPPアプリをインストール(配信)する
ABM/ASMで購入したVPPアプリの配信手順です。
購入したVPPアプリはVPPトークンの同期を行い、管理画面に最新の状態を反映している必要があります。
VPPアプリの購入から配信まで、初期設定を含む全体の流れは端末側のApple ID不要でアプリを配信するを確認してください。
アプリ配信時の動作(アプリの配信とアップデート)
VPPアプリ配信は以下の動作となります。
- 端末にアプリがインストールされていない場合
新規にアプリがインストールされます。 - 端末にアプリがインストール済で、新しいバージョンアプリがApp Store公開されている場合
アプリがアップデートされます。
VPPアプリ配信手順
端末を選択して配信する手順
- サイドナビの「mobiApps」>「アプリとブック」を選択します。
- 「VPPアプリとブック」の「管理と配信」を選択します。
- VPPトークンが登録されているグループを選択します。
- VPPトークンを選択します。
- 配信するアプリのチェックボックスにチェックを付けます。(複数選択可)
- 「インストール」をクリックし、配信先端末のOS(「iOS端末」・「macOS端末」)を選択します。
※アプリは互換端末へのみ、配信が行えます。 - ライセンスの割当⽅法を選択します。
・ライセンスを⾃動割当する
アプリ配信時に、端末のシリアル番号にライセンスを⾃動的に割り当てます。
※この項目を選択して割り当てたライセンスは、アプリの削除や端末のインアクティベーション時に⾃動で回収されます。
ライセンスの⾃動回収について
・ライセンスを⼿動割当する
VPPユーザーにライセンスを割り当てている場合や、ライセンスを⾃動で割り当てない場合に選択します。この項目を選択する場合は、あらかじめ、端末のシリアル番号またはVPPユーザーにライセンスの割り当てを実施済みである必要があります。 - 「次へ」をクリックします。
- 端末が登録されているグループを選択します。
※サブグループの端末も含める場合は「サブグループを含める」にチェックを付けます。 - 対象の端末にチェックを付けます。
※「全選択」を選択すると、グループに登録されている全端末が対象となります。
グループの選択画面で「サブグループを含める」にチェックを入れている場合、配下のグループの全端末も対象となります。
※をクリックするとカスタムフィルターが表示されます。
※端末を検索する場合は、右上の「端末の検索」から検索が行えます。
検索が有効になっている場合「端末の検索」が緑色になります。
検索の解除は「端末の検索」から「×リセット」をクリックします。
検索結果の全ての端末を対象にする場合、「全選択」を選択します。 - 「次へ」をクリックします。
- Managed App Configuration設定を配信する場合は、設定を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- VPN設定を配信する場合は、設定を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- Apple MDMプロファイルを端末から削除した際に、配信したアプリも同時に削除する場合は、チェックを付けます。
※Hybrid MDMで利用する場合は、MobiConnect MDM Agentアプリの登録時にはチェックを入れないでください。インアクティベーションが完了できなくなる可能性があります。 - iTunes、iCloudのバックアップの際に、配信したアプリのバックアップを制限する場合は、チェックを付けます。
- 配信完了後にアプリを削除可能にする場合はチェックを付けます。
※iOS14/iPadOS14以降の端末で有効です。デフォルトでチェックが付いています。 - 「次へ」をクリックします。
- 予約配信する場合はチェックを⼊れ、カレンダーより配信⽇を選択します。
※VPPトークン失効日時の前日まで選択可能です。 - 「次へ」をクリックします。
- 設定した内容を確認して「処理を開始する」をクリックします。
- VPPアプリ配信開始のメッセージが表⽰されます。
「ライセンスを自動割当する」を選択した場合の動作について
手順(7)にて「ライセンスを自動割当する」を選択した場合であっても、すでにライセンスが割り当て済みの端末に対しては、ライセンスは再割り当てされません。
そのため、ライセンスの自動回収の対象ではない手順で配信したアプリに対して上書き配信を実施しても、ライセンスの自動回収の対象にはなりません。
ライセンスを一度回収し、「ライセンスを自動割当する」を選択してアプリを再配信するとライセンスの自動回収の対象になります。
アプリのインストール状況から端末を選択して配信する手順
- サイドナビの「mobiApps」>「アプリとブック」を選択します。
- 「VPPアプリとブック」の「管理と配信」を選択します。
- VPPトークンが登録されているグループを選択します。
- VPPトークンを選択します。
- 配信するアプリの「…」をクリックします。
- 「iOS端末を検索」をクリックします。
- インストール状況取得日とアプリのバージョンが表示されます。
- 「端末の検索」ボタンをクリック後に表示されるインストール状況または詳細検索で検索条件を指定し、「検索」をクリックします。
インストール状況での検索対象項目
インストール状況
•指定なし
インストール状況を検索条件に含めません。
•取得履歴なし
インストール済みアプリ一覧取得の実行履歴のない端末。
•未インストール
インストール済みアプリ⼀覧取得が成功し、選択したアプリがインストールされていない端末。
本項目を選択した場合、インストール済みアプリ一覧取得日時を指定できます。
•インストール済み
インストール済みアプリ⼀覧取得が成功し、選択したアプリがインストールされている端末。
本項目を選択した場合、インストール済みアプリ一覧取得日時を指定できます。また、アプリのバージョンを選択して検索できます。
バージョン
取得済みのアプリのバージョンを選択できます。クリックすると対象の端末数が表示されます。
インストール済みアプリの一覧取得日時
指定した日時より古いインストール済みアプリの一覧取得日時の端末を検索します。指定しない場合、すべての日時が検索対象となります。
詳細検索での取得対象項目
端末表示名、端末番号、UDID、WiFi MACアドレス、OSバージョン、氏名、シリアル番号、社員番号、電話番号1、電話番号2、メールアドレス、備考、備考2、備考3 - 対象のグループを選択します。
- 対象の端末にチェックを付けます。
※「全選択」を選択すると、グループに登録されている全端末が対象となります。
グループの選択画面で「サブグループを含める」にチェックを入れている場合、配下のグループの全端末も対象となります。
※検索が有効になっている場合「端末の検索」が緑色になります。
検索の解除は「端末の検索」から「×リセット」をクリックします。
検索結果の全ての端末を対象にする場合、「全選択」を選択します。 - 「インストール」をクリックします。
- ライセンスの割当⽅法を選択します。
・ライセンスを⾃動割当する
アプリ配信時に、端末のシリアル番号にライセンスを⾃動的に割り当てます。
※この項目を選択して割り当てたライセンスは、アプリの削除や端末のインアクティベーション時に⾃動で回収されます。
ライセンスの⾃動回収について
・ライセンスを⼿動割当する
VPPユーザーにライセンスを割り当てている場合や、ライセンスを⾃動で割り当てない場合に選択します。この項目を選択する場合は、あらかじめ、端末のシリアル番号またはVPPユーザーにライセンスの割り当てを実施済みである必要があります。 - 「次へ」をクリックします。
- Managed App Configuration設定を配信する場合は、設定を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- VPN設定を配信する場合は、設定を選択します。
- 「次へ」をクリックします。
- Apple MDMプロファイルを端末から削除した際に、配信したアプリも同時に削除する場合は、チェックを付けます。
※Hybrid MDMで利用する場合は、MobiConnect MDM Agentアプリの登録時にはチェックを入れないでください。インアクティベーションが完了できなくなる可能性があります。 - iTunes、iCloudのバックアップの際に、配信したアプリのバックアップを制限する場合は、チェックを付けます。
- 配信完了後にアプリを削除可能にする場合はチェックを付けます。
※iOS14/iPadOS14以降の端末で有効です。デフォルトでチェックが付いています。 - 「次へ」をクリックします。
- 予約配信する場合はチェックを⼊れ、カレンダーより配信⽇を選択します。
※VPPトークン失効日時の前日まで選択可能です。 - 「次へ」をクリックします。
- 設定した内容を確認して「処理を開始する」をクリックします。
- VPPアプリ配信開始のメッセージが表⽰されます。
「ライセンスを自動割当する」を選択した場合の動作について
手順(12)にて「ライセンスを自動割当する」を選択した場合であっても、すでにライセンスが割り当て済みの端末に対しては、ライセンスは再割り当てされません。
そのため、ライセンスの自動回収の対象ではない手順で配信したアプリに対して上書き配信を実施しても、ライセンスの自動回収の対象にはなりません。
ライセンスを一度回収し、「ライセンスを自動割当する」を選択してアプリを再配信するとライセンスの自動回収の対象になります。