卒業生端末を初期化して卒業生へ返却する(チャート:パターンC)

卒業生端末を初期化して卒業生へ返却する場合の、卒業生の端末への対応の[パターンC]に該当する対応手順です。

1.VPPライセンスの回収

端末に配信していたVPPアプリのライセンスを回収します。
この手順はVPPアプリを配信していた場合のみ必要です。
UIバージョン3のライセンス自動回収の対象の場合、UIバージョン3の管理画面で遠隔初期化することでVPPライセンスが自動回収されるため、この手順は不要です。

端末(シリアル番号)に割り当てたVPPライセンスを、アプリを指定して回収する
※手順9の対象端末の選択時に、「卒業生端末の所属しているグループ」を選択して、端末を「全選択」すると、卒業生グループの全端末からVPPライセンスの回収が行えます。

【重要】
卒業生が引き続き同じアプリを利用したい場合、各個人のApple IDを利用しApp Storeからアプリをインストールする必要があります。なお、VPPライセンス回収したVPPアプリは、一定期間経過した後に利用できなくなります。

■上記以外の方法でVPPライセンスを回収したい場合は、以下をご参照ください。
端末(シリアル番号)に割り当てたVPPライセンスを、特定の端末から一括で回収する
VPPユーザーに割り当て済みのVPPライセンスを、アプリを指定して回収する
VPPユーザーに割り当て済みのVPPライセンスを、特定のVPPユーザーから一括で回収する

2.端末の所有を解除する(ASM側作業)

Apple School Managerでのデバイスの所有の解除し、端末を学校の管理から外します。

Apple School Managerでのデバイスの所有の解除(Apple School Managerのユーザーガイド)

3.遠隔初期化

遠隔初期化を実行し、端末を初期化、mobiconnect上では無効状態にします。

端末を遠隔で初期化する

4.端末データの削除

無効状態になった端末データをmobiconnectから削除します。

端末データの削除

以上で対応は完了です。

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