グループ設定の各項目の詳細-macOS

グループ設定について

「グループ設定」タブに設定項目が記載されています。
右側のOSのマークが緑色になっている設定はそのOSで利用が可能です。
macOSは「」が緑になっている項目が設定可能です。

グループに適用するフィーチャーセット

以下のタイミングで、設定した遠隔設定フィーチャーセットが自動で適用される機能です。

  • 端末をグループに登録する
  • 端末をグループに移動する
  • 本設定を変更した際

グループに適用するフィーチャーセットでは、下記の2つを設定可能です。

  1. グループに適用するフィーチャーセット
  2. グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)

macOSでは、2.グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)を使用します。
グループに登録した端末、グループに移動した端末、および本設定を変更した際にグループに登録されている端末に対して自動適用されます。

「上位グループのフィーチャーセットを適用」について

ルートグループ(最上位グループ)以外のグループでは、以下どちらかの設定が可能です。
・プルダウンで適用するフィーチャーセットを設定する
・「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定する(チェックボックスにチェックを入れる)
新規作成したグループには、デフォルトで「上位グループのフィーチャーセットを適用」が設定されています。

「上位グループのフィーチャーセットを適用」は、"上位のグループで「グループに適用するフィーチャーセット」に設定しているフィーチャーセットを、そのグループでも自動適用する"設定です。
また、上位のグループで「グループに適用するフィーチャーセット」を変更した際に、その変更が該当のグループでも継承されます。

■下位グループで「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定しているグループの「グループに適用するフィーチャーセット」を変更した際の動作

上記設定例の構成で、「営業部」グループの「グループに適用するフィーチャーセット」を「フィーチャーセットA」から「フィーチャーセットB」に変更した場合、
「営業1部」・「営業1部_チームA」・「営業1部_チームB」の3つのグループにも、「フィーチャーセットB」が自動適用されます。
「営業2部」は「営業部」の配下のグループですが「上位グループのフィーチャーセットを適用」ではなく個別にフィーチャーセットを選択しているので、「営業部」の設定変更の影響は受けません。

また、「営業部」グループのように、下位グループに「上位グループのフィーチャーセットを適用」を適用しているグループがある場合は、「グループに適用するフィーチャーセット」を変更する際に、下位の適用対象のグループが表示されます。
※「クリップボードにコピー」をクリックすることで、対象グループをテキスト形式でコピーできます。

▼「営業部」グループの「グループに適用するフィーチャーセット」を変更する際に表示される画面

■「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定しているグループの表示

「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定したグループでは、設定を継承するグループのグループ名やフィーチャーセット名が表示されます。
上記設定例の場合、「営業1部」・「営業1部_チームA」・「営業1部_チームB」の3つのグループの表示が該当します。
そのグループでは「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定しており、端末には「営業部」グループで設定している「フィーチャーセットA」が適用されることを表しています。

「上位グループのフィーチャーセットを適用」の各グループへの反映について

端末の登録数が多い場合や、階層が深いなどのグループ数によっては、設定が反映されるまで時間がかかる場合があります。

「グループに適用するフィーチャーセット」と「グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)」を併用している場合の変更時の動作

「グループに適用するフィーチャーセット」と「グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)」を、近しい時間に別々の管理者で設定変更した場合、フィーチャーセット適用のジョブ履歴の実行ユーザ名はあとから設定変更した管理者のユーザ名となります。
また、配下のグループに「上位グループのフィーチャーセットを適用」を設定しているグループがある場合には、配下グループへの自動適用の実行ユーザ名は、「グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)」を変更したユーザ名となる場合があります。

グループに適用する監視ポリシー

macOS端末では使用しない設定項目です。

端末アクティベーション時に自動適用されるサービスプラン

グループに端末を新規登録(アクティベーション)した際に、選択したサービスプランが自動で適用される機能です。

macOS端末の場合、端末側から端末登録を実施するため、サービスプランが「NoPlan」として登録されますが、本項目を設定中のグループに端末を登録した場合は、自動で選択したサービスプランが割り当てられます。

端末アクティベーション時に自動配信されるファイル(サイレント方式)

グループに端末を新規登録(アクティベーション)した際に、端末にサイレント方式でファイルを自動配信します。

「ファイル配信メニュー」>「ファイル登録」に登録している、構成プロファイルもしくはプロビジョニングプロファイルの自動配信が行えます。
最大10ファイルまで登録が行えます。

■注意点

  • グループに端末を新規登録(アクティベーション)した際のみ、自動配信が行われます。端末のグループ移動時や、設定の変更時には自動配信されません。

iOS監視モードのアクティベーションロック

macOS端末では使用しない設定項目です。

アプリケーションの自動配信設定

macOS端末では使用しない設定項目です。

アプリケーションの自動更新

macOS端末では使用しない設定項目です。

グループ設定のCSV出力

グループ設定タブ内の「グループ設定」セクションは、CSVの出力が可能です。
※「Single Appモードスケジュール設定」セクションはCSV出力できません。

  1. サイドナビ「アカウント設定」>「グループ管理」を選択します。
  2. CSV出力を行いたいグループを選択します。
  3. 「グループ設定」タブを開きます。
  4. 画面上部の「CSV」>「グループ設定のCSV出力」を選択します。
  5. 「グループ設定CSV出力」画面が表示されるので、必要に応じて「ファイル名」、「エンコーディング」、「出力対象グループ」を変更します。
    ※出力対象グループで「サブグループを含める」を選択した場合、現在選択しているグループとその配下のグループのグループ設定情報を出力します。
  6. 「OK」をクリックします。
  7. グループ設定CSV出力の登録メッセージが表示されます。
    CSVファイルの出力は、完了するまでに時間がかかることがあります。
  8. サイドナビ「ホーム」を選択します。
  9. 「ホーム」画面が表示されるので、「ダウンロード」タブを選択します。
  10. 「グループ設定CSV出力」をクリックします。
  11. 出力が完了したCSVファイルの一覧が表示されます。
    該当の登録日時のファイル行にある「ダウンロード」をクリックします。
    ※ダウンロードできる管理者は、CSV出力を実行した管理者のみとなり、他の管理者はダウンロードすることができません。

■出力したCSVの記載内容について

出力したCSVは、1レコード(1行)に1グループ、各カラム(各列)ごとに各項目が出力されます。
各項目の出力内容の補足事項は以下のとおりです。

  • グループに適用するフィーチャーセット/グループに適用するフィーチャーセット(サイレント方式)
    設定されているフィーチャーセット名が出力されます。また、そのグループで「上位グループのフィーチャーセットを適用」を選択している場合には、実際に適用されるフィーチャーセット名が表示されます。
  • 端末アクティベーション時に自動配信されるファイル(サイレント方式)
    ファイル名と合わせて、端末情報の埋め込みの適用有無を出力します。
    また、設定1〜設定10まで、各カラム(列)ごとに出力します。
  • アプリケーションの自動配信設定
    アプリ自動配信の動作モードにより表示が異なります。
    ・UIv3モードの場合:空欄
    ・UIv2モードの場合:有効・無効状態とVPPアプリ配信の優先状態
  • アプリケーションの自動更新
    アプリ自動配信の動作モードにより表示が異なります。
    ・UIv3モードの場合:空欄
    ・UIv2モードの場合:有効・無効状態

Single Appモードスケジュール設定

macOS端末では使用しない設定項目です。

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