WLAN設定

WLAN設定を作成して適用すると、端末側で設定せずに設定されたSSIDやアクセスポイントへ接続してWi-Fi接続することが可能となります。

WLAN設定に含まれるSSIDの設定は、フィーチャーセット適用時にデバイスに書き込まれ、該当のSSIDを含まないフィーチャーセットを適用した際に設定が消去されます。

macOS端末にて利用可能なWLAN設定の各項目の詳細は以下の通りとなります。
以下項目以外を設定しても、macOS端末には反映されません。

通常のWLAN設定項目

入力項目   説明入力規則必須
設定データ名設定データの名称を入力します。全角半角30文字以内
SSID

端末タグ指定可

WLANアクセスポイントのSSIDを入力します。半角数字32文字以内
ステルスモードWLANステルスモードの有効・無効を選択します。「有効」「無効」から選択
自動接続「しない」を選択した場合、接続を許可することを確認されます。「する」「しない」から選択
プロキシ設定接続するネットワークで使用しているProxyを構成します。

※選択した場合の詳細はWLAN設定にプロキシ設定を含める場合を参照してください
「なし」「自動」「手動」から選択
ネットワーク認証ネットワーク認証方式を選択します。以下から選択します。
「公開(オープン、オープンシステム)」
「共有キー」
「WPA」
「WPA-PSK」
「WPA2」
「WPA2-PSK」
「WPA3(iOS13以降)」
「WPA3-PSK(iOS13以降)」

「公開」を選択し、かつ「データ暗号化」にて「無効」を選択した場合、WLAN設定は端末に適用されません。

ネットワーク認証エンタープライズ規格エンタープライズネットワークに接続する場合、「使用する」にチェックを付けます。
(WPA、WPA2、WPA3を選択した場合のみ)

※選択した場合の詳細はエンタープライズ規格のネットワーク設定を参照してください
「使用する」のチェック有無
データの暗号化アクセスポイントのデータ暗号化形式を選択します。デフォルトは「無効」 「無効」「WEP」「TKIP」「AES」から選択

「ネットワーク認証」にて「公開」を選択し、かつ本設定で「無効」を選択した場合、WLAN設定は端末に適用されません。

TKIP、AESの選択は、端末設定時に反映されません。(iOSおよびiPadOS、macOSが自動で行います)

ネットワークキー

端末タグ指定可

アクセスポイントのネットワークキー(接続パスワード)を入力します。
「データの暗号化」にて「無効」以外が選択された際に有効となります。

エンタープライズ規格のネットワーク設定

ネットワーク認証エンタープライズ規格にて「使用する」にチェックを付けた場合は、以下を設定する項目が有効となります。

設定項目の詳細は、端末を接続するネットワークの管理者へご確認ください。

入力項目   説明入力規則
IEEE 802.1x ネットワークアクセスコントロールを使用する使用する場合はチェック
受け入れたEAPの種類認証のためにどのEAP方式を使用するか指定します。「TTLS」「LEAP」「PEAP」「EAP-FAST」「EAP-SIM」「EAP-AKA」から選択
EAP-FAST PACを使用EAP-FAST Protected Access Credential 設定を使用する場合は、「する」を選択します。「する」「しない」から選択
EAP-FAST PACをプロビジョニングクライアントにPACをプロビジョニングするときは、「する」を選択します。

EAP-FAST PACを使用 にて「する」を選択した場合のみ

「する」「しない」から選択
EAP-FAST PACを匿名でプロビジョニングクライアントにPACをプロビジョニングするときのオプションです。

EAP-FAST PACをプロビジョニング にて「する」を選択した場合のみ

「する」「しない」から選択
ユーザ名

端末タグ指定可

接続認証の際のユーザ名を入力します。全角半角255文字以内
接続ごとにパスワードを使用接続するごとにパスワードの入力を必須とする場合は「する」を選択します。

受け入れたEAPの種類にてLEAP、TTLS、PEAP、EAP-FASTを選択した場合のみ

「する」「しない」から選択
パスワード

端末タグ指定可

接続認証の際のパスワードを入力します。 全角半角255文字以内
TTLS 内部認証内部認証の認証プロトコルを選択します。

受け入れたEAPの種類にてTTLSを選択した場合のみ

「PAP」「CHAP」「MSCHAP」「MSCHAPv2」から選択
外部ID外部可視識別子を指定します。

受け入れたEAPの種類にてTTLS、PEAP、EAP-FASTを選択した場合のみ

全角半角255文字以内
EAP-SIM 2つのRANDを許可2つのRAND値のみを提供するサーバーからの認証を許可する場合は「する」を選択します。

受け入れたEAPの種類にてEAP-SIMを選択した場合のみ

「する」「しない」から選択
信頼できる証明書の名前Wi-Fi接続用の認証サーバーにてどの証明書を信頼するかを指定します。文字数制限なし

WLAN設定にプロキシ設定を含める場合

プロキシ設定にて「自動」「手動」を選択した場合、以下の通りProxyサーバーの設定項目が表示されます。

入力項目説明入力規則
プロキシ設定接続するネットワークでプロキシ設定を使用している場合は「なし」以外を選択します。「なし」「自動」「手動」から選択
プロキシ設定を取得するために使用するURL

自動を選択した場合

・PACベースの自動Proxyの場合は、PACファイルのURLを入力します。
・WPAD構成の場合は、本項目を空にすると、端末はDHCPまたはDNSを使用してwpad.datファイルを要求します。
半角英数のURL形式
255文字以内
PACが到達不能の場合に直接接続を許可

自動を選択した場合

PACが到達不能の場合に、直接接続を許可する場合は「する」を選択します。「しない」「する」から選択
プロキシサーバのホスト名またはIPアドレス

手動を選択した場合

Proxyサーバーのホスト名またはIPアドレスを入力します。半角英数のドメイン名またはIPアドレス形式
255文字以内
ポート番号

手動を選択した場合

Proxyサーバーのポート番号を入力します。半角数字のみ5文字以内
ユーザ名

手動を選択した場合

端末タグ指定可

Proxyサーバーに接続するためのユーザ名を入力します。半角全角255文字以内
パスワード

手動を選択した場合

端末タグ指定可

Proxyでの認証に使用するパスワードを入力します。半角全角255文字以内
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