- TOP
- > 機能から探す
- > Android
- > フィーチャーセット-Android
- > 各種遠隔設定の詳細
- > ローカルセキュリティポリシー設定
- iOS・iPadOS
- macOS
- tvOS
- Android
- Windows
- Education
- Entry
- Entry-mAL
- Entry-mAS
- Basic
- Basic-mAL
- Basic-mAS
- Standard
- Standard-mAL
- Standard-mAS
このページをPDF出力
ローカルセキュリティポリシー設定の各項⽬の詳細は、下記の通りです。
入力項目 | 説明 | 入力規則 | 必須 |
---|---|---|---|
設定データ名 | 設定データの名称を⼊⼒します。 | 全⾓半⾓30⽂字以内 | ○ |
パスワードポリシーを強制する |
パスワードポリシー強制の有無を選択します。 「強制する」を選択した場合、パスワードポリシーに応じたローカルロックが有効になります。 |
「強制する」「強制しない」から選択 | ○ |
パスワードの種類 |
端末に設定するパスワードの種類を選択します。 ※機種によってはPINと表⽰される機種があります。 |
「簡易パスワード」「英数字のパスワード」「英数字記号のパスワード」から選択 | ○ |
最⼩のパスワード長 | 端末に設定するパスワードの最⼩⻑サイズを選択します。 | 4〜16⽂字から選択 | ○ |
画⾯をロックするまでの時間 | 画⾯をロックするまでの時間を選択します。 | 「1分」「5分」「15分」「1時間」「4時間」から選択 | ○ |
パスワード有効期間 | パスワードの有効期間(⽇単位)を⼊⼒します。 | 「無期限」を選択 または有効期間(1〜730)をテキストボックスに⼊⼒ | ○ |
パスワードの再利⽤を防⽌する履歴数 |
パスワードを再利⽤できるまでに必要なパスワード変更回数を⼊⼒します。 「3」を⼊⼒した場合、使⽤したことのあるパスワードを再利⽤するまでに3回のパスワード変更が必要です。 |
「履歴を使⽤しない」を選択、または履歴数(1〜50)をテキストボックス に⼊⼒ | ○ |
認証失敗の許可回数 |
端末の強制初期化が実⾏されるまでのパスワード⼊⼒誤り回数を⼊⼒します。 「4」を選択した場合、4回誤ったパスワードを⼊⼒すると、端末の強制初期化が⾏われ、⾃動的に端末が⼯場出荷時の状態に初期化されます。 |
「設定しない」を選択、または⼊⼒誤り回数をプルダウン(4〜16回)から選択 | ○ |
画⾯をロックするまでの時間について
ローカルセキュリティポリシーにおける、「画⾯をロックするまでの時間」は、ロックが解除されている状態から、ロック状態に遷移するまでの時間です。
端末側の設定では、以下の合計時間に該当します。
- 「スリープ」画⾯が暗転するまでの時間
- 「⾃動ロック」画⾯が暗転してからロック状態になるまでの時間
上記仕様により、適⽤したローカルセキュリティポリシーに設定されている、「画⾯をロックするまでの時間」の範囲内であれば、端末側設定メニューより、スリープと⾃動ロックまでの時間を変更することで、⼀定時間経過後にスリープ状態になった場合でも、パスワードを⼊⼒せずに画⾯ロックを解除できる状態になります。
また、この設定を適⽤すると、端末側で選択できる設定値に関わらず「画⾯をロックするまでの時間」で設定した時間が適⽤されます。
例)15分を選択して適⽤した場合、端末側では10分と表⽰されるが実際は15分で画⾯がロックされる
ローカルセキュリティポリシー設定適⽤時の動作について
Android端末に対し、ローカルセキュリティポリシー設定、またはローカルセキュリティポリシーを含むフィーチャーセットを適⽤した際の動作は下記の通りです。
端末側でパスワードの変更が求められます。
ローカルセキュリティポリシーが適⽤済みの端末へポリシーを上書きした際に、端末本体に設定済みのパスワードを含む設定がポリシーの条件を満たしている場合、変更を促す画⾯が表⽰されません。
端末側でパスワードの再設定が必要です。
また、パスワードの設定が完了するまで「Play ストア」アプリと「設定」アプリ以外のアプリは、アイコンがグレー⾊になり、起動はできません。
ローカルセキュリティポリシーが適⽤済みの端末へポリシーを上書きした際に、端末本体に設定済みのパスワードを含む設定がポリシーの条件を満たしている場合、変更を促す画⾯が表⽰されません。
※ パスワードの設定が必要となる項⽬と条件の詳細は、後述の補⾜事項をご参照ください。
ローカルセキュリティポリシー設定の上書き適⽤時の動作について
ローカルセキュリティポリシーを適⽤済みのAndroid端末に対し、ポリシーを上書き適⽤した際に以下の項⽬ の設定が変更されている場合、OSの仕様によりパスワードの変更が必要です。
種類はそれぞれ下記の通りです。
- パスワードの種類(Androidでは、「英数字記号」は「英数字」と同じ)
適⽤済みのポリシーと異なるパスワードの種類を適⽤した場合、パスワードの再設定が必要です。 - 最⼩のパスワード⻑
適⽤済みのポリシーより、⻑い⽂字数を適⽤した場合、パスワードの再設定が必要です。 - パスワード有効期間
本設定を適⽤した場合、または設定値を変更した場合、パスワードの再設定が必要です。 - パスワードの再利⽤を防⽌する履歴数
本設定を適⽤した場合、または設定値を変更した場合、パスワードの再設定が必要です。