- TOP
- > 機能から探す
- > macOS
- > 【mobiApps】VPPトークン管理-macOS
- > VPPトークンの管理
- > VPPトークンの移行
- iOS・iPadOS
- macOS
- tvOS
- Android
- Windows
- Education
- Entry
- Entry-mAL
- Entry-mAS
- Basic
- Basic-mAL
- Basic-mAS
- Standard
- Standard-mAL
- Standard-mAS
目次
VPPトークンの移行とは・移行の対象となる方
mobiconnectは段階的に新しいUI(ユーザーインターフェース)バージョン3に移行しています。
UIバージョン2とUIバージョン3ではデータ設計が異なるため、UIバージョン2で登録したVPPトークンをUIバージョン3で利用するには、VPPトークンを移行する必要があります。
以下のVPPトークンが登録されている場合にVPPトークンの移行の対象となります。
- mobiconnectの管理画面UIバージョン2で登録したVPPトークン
- 2021年9月20日のサーバーメンテナンス以前にUIバージョン3で登録したVPPトークン
管理画面UIバージョンについて
https://inventit.zendesk.com/hc/ja/articles/900000068726
VPPトークンの移行に関する注意事項・移行後の運用方法
同一のアカウント内で管理者が異なる複数のグループが存在する場合、VPPトークンは共用せず、ASMまたはABMにてグループごとに場所(ロケーション)を作成し、それぞれのVPPトークンをダウンロードして各グループに登録することが推奨される運用方法です。
そのため、UIバージョン3では、1つのVPPトークンは特定の1つのグループへの登録のみ可能となり、同じVPPトークンを複数のグループに登録することができなくなりました。
しかしながら、導入時は教育委員会(または保守業者)が購入したライセンスで、管轄の各学校の端末にアプリをインストールし、アプリのアップデートの運用は各学校の管理者に移譲するというケース等、複数のグループで同一のVPPトークンを利用する必要がある場合があります。
そのような場合は、UIバージョン3では上位グループのVPPトークンを移行し、下位グループにライセンス共有を行ってください。これにより、すべての共有先でVPPユーザーやライセンス割り当て、割り当て情報の閲覧が可能になります。
上位グループにVPPトークンを登録していないグループ構成の場合、UIバージョン3で上位グループにVPPトークンを新規登録し、下位グループにライセンス共有してください。
※並列のグループにはライセンス共有が行えないため、上位グループにVPPトークンを登録してください。
以下の構成例では、X市教育委員会グループに登録されているVPPトークンを移行し、A中学校グループとB中学校グループにライセンス共有します。
A中学校グループとB中学校グループに登録されているVPPトークンは、UIバージョン2を利用しない場合は、削除しても問題ありません。
VPPトークン移行後の各UIバージョンでの表示・操作の可否
VPPトークンおよびVPPアプリ・ブックは、UIバージョン2で作成されたデータとUIバージョン3で作成されたデータに互換性がありません。そのため、表示しているUIバージョンとは異なるUIバージョンのデータの閲覧・削除・編集に制限があります。
- UIバージョン3で管理画面を表示している場合
UIバージョン2で作成されたデータは非表示となり、UIバージョン3で作成されたデータのみ閲覧・編集・削除が可能です。
- UIバージョン2で管理画面を表示している場合
UIバージョン3で作成されたデータは閲覧可能ですが、削除および一部のデータの編集ができません。
UIバージョン2の画面上でのVPPトークンについて
以下のVPPトークンは、UIバージョン3で作成されたデータとなり、UIバージョン2の画面では、編集・削除ができません。
※ライセンスの割り当て・回収は可能です。
- UIバージョン2で登録し、UIバージョン3に移行したVPPトークン
- UIバージョン3で登録したVPPトークン
■VPPトークン一覧画面
UIバージョン3に移行したVPPトークン、または、UIバージョン3で登録したVPPトークンは、互換性に関する警告が表示され、背景がグレーで表示されます。
■VPPトークン詳細画面
編集・削除することはできません。そのため、編集・削除ボタンは非表示となります。
また、互換性に関する警告メッセージが表示されます。
UIバージョン2の画面上でのVPPアプリ・ブックについて
以下のVPPアプリ・ブックは、UIバージョン3で作成されたデータとなり、UIバージョン2の画面では、削除およびグループの移動ができません。
- VPPトークンの移行によって登録されたVPPアプリ・ブック
- UIバージョン3でVPPトークンを新規登録または同期することで登録されたVPPアプリ・ブック
※UIバージョン3にVPPトークンを移行した場合、UIバージョン3のアプリ・ブックのデータとUIバージョン2で登録済みのアプリ・ブックのデータが表示されることになります。
UIバージョン2で登録済みのアプリ・ブックのデータは、移行前と同様に利用することが可能です。
■VPPアプリ・ブック一覧画面
UIバージョン3で登録されたVPPアプリまたはブックは、互換性に関する警告が表示され、背景がグレーで表示されます。
■VPPアプリ・ブック詳細画面
VPPアプリ・ブックを削除することはできません。そのため、削除ボタンは非表示となります。
■VPPアプリ・ブック編集画面
グループ移動をすることはできません。そのため、グループ移動ボタンはグレーアウトしてクリックできません。
また、互換性に関する警告メッセージが表示されます。
VPPトークンの移行条件・移行手順
VPPトークンの移行条件
以下の条件を満たす場合にVPPトークンの移行が行えます。
- UIバージョン2で登録され、UIバージョン3への移行が未実施であること。
- 有効期限の失効日時を過ぎていないこと。
- 他社MDM製品にて管理されていないこと。
- mobiconnectの他のアカウントIDにて管理されていないこと。
- ASMまたはABMの管理画面でVPPトークン(コンテンツトークン)に紐づく場所(ロケーション)が削除されていないこと。
VPPトークンの移行手順
- サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
- VPPトークンが登録されているグループを選択します。
- 「VPPトークンの移行」ボタンをクリックします。
※移行済みのVPPトークンが登録されていない場合、「VPPトークンの移行」ボタンをクリックします。
<移行済みのVPPトークンが登録されていない場合> - 移行するVPPトークンの「移行」ボタンをクリックします。
- 「OK」ボタンをクリックをします。
- VPPトークンが移行され、ステータスが移行済みになります。
■Managed App Configuration設定をご利用の場合の注意事項
UIバージョン2のアプリデータに登録したManaged App Configuration設定は、互換性がないため、UIバージョン3のアプリデータには引き継がれません。VPPトークン移行後に再登録してください。
移行しようとしているVPPトークンが他社製品に登録されている場合
他社製品(他社MDM製品、Apple Configurator)に管理されているVPPトークンを移行するには、「(許諾)mobiconnectの管理下に設定する」にチェックを入れ「OK」ボタンをクリックします。
※他社製品で当該VPPトークンが利用できなくなる可能性があります。