配信結果を確認する

配信状況の確認

mobiAppsにてアプリやブックの配信を実行後の配信状況は、ジョブ管理にて確認が行えます。

  1. 「ジョブ管理」を選択すると、全端末のジョブが表示されます。
    デフォルトで、全端末の最新100件分のジョブが表示されます。
  2. 月を指定、または「実行中/予約中」のジョブのみを表示可能です。
  3. 指定の端末のジョブを確認したい場合は「端末番号」にて検索します。
    指定の管理者が登録したジョブを確認する場合は「ユーザーID」にて検索します。
  4. ジョブのステータスを指定して確認することが可能です。
  5. 「キャンセル」ボタンが表示されているジョブは、クリックすることでキャンセル可能です。
  6. 表示されている全てのジョブをキャンセルする場合は「一括キャンセル」をクリックします。
    登録されている全てのジョブをキャンセルする場合は「全キャンセル」をクリックします。
  7. 端末番号を選択すると、別タブで端末詳細画面が表示されます。
  8. 詳細欄には、配信されたアプリ名や遠隔設定フィーチャーセット名、構成プロファイル名が表示されます。
  9. ステータスが端末エラーとなった場合、クリックするとエラーコードや詳細情報が表示されます。

ジョブ履歴の保存期間について

ジョブ履歴は、当月を含む過去3月分のジョブが保存されており、確認することができます。
また、管理画面より端末情報を削除された場合、保存期間に関わらず、ジョブ履歴が全て削除され、表示されません。

実行ユーザーIDについて

実行ユーザーIDに「SYSTEM」が表示されることがありますが、こちらは、サーバーより自動実行されたジョブです。
例えば、端末登録後に自動実行された”端末基本情報取得”や、アプリ配信後に自動実行された”アプリ一覧取得”、自動配信機能によって登録された”アプリ配信”などが該当します。

ジョブが実行される順序について

1台の端末に対して登録されたジョブは、予約して開始日時が指定されている場合を除き、登録された順番に順次実行されます。
そのため、完了していないジョブがすでに登録されている端末に、新たにジョブを登録した場合は、先に登録されているジョブが完了するまで、ステータスが「待機中」となって実行されません。

端末詳細画面からジョブ管理を表示する

「端末詳細」画面で「基本情報」タブを開きます。「ジョブ」欄の「実行中のジョブを確認する」または「全てのジョブを確認する」をクリックすると、その端末のジョブ管理が表示されます。

端末エラーについて

mobiAppsにてアプリ配信を実行後、ジョブ管理にてステータスが端末エラーになることがあります。
端末エラーをクリックすると詳細が表示されますので、エラー表を参照して原因を確認してください。

ジョブの
種類
エラーコード原因
VPPアプリ"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12023,
USEnglishDescription[0]=The iTunes Store ID of the application could not be validated.
①ライセンス未割り当て
②VPP未招待、VPP招待に同意していない
③VPP招待に同意したApple IDとは別のIDにてサインインしている
④App Storeにサインインしていない
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12064,
USEnglishDescription[0]=License for app “xxxxxxxx(アプリ名)” could not be found.
①ライセンス未割り当て
②VPP未招待、VPP招待に同意していない
③VPP招待に同意したApple IDとは別のIDにてサインインしている
アプリ配信
(共通)
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12031,
USEnglishDescription[0]=The App Store is disabled.
遠隔設定フィーチャーセット(デバイス利用制限)、構成プロファイル、端末側の機能制限にてApp Storeが制限されている。
Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12023,
USEnglishDescription[0]=The iTunes Store ID of the application could not be validated.
①端末側「設定」>「iTunes&App Store」にて"モバイルデータ通信"がオフになっている※3G/LTE接続端末
②非対応アプリ(iPad専用アプリをiPhoneに配信した場合など)
③App Storeにサインインしていない
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12025,
USEnglishDescription[0]=The app “xxxxxxxx(アプリ名)” is already installed.
端末側で、配信したアプリがすでにApp Storeにてインストールされている。
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12023,
USEnglishDescription[0]=The iTunes Store ID of the application could not be validated.,
ErrorCode[1]=-1001,USEnglishDescription[1]=null,
ErrorCode[2]=-1001,USEnglishDescription[2]=null
アプリをダウンロードする際にサーバーとの接続が通信エラーとなった。
再度アプリ配信を実行してください。
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12026,
USEnglishDescription[0]=The app “アプリパッケージ名” is already scheduled for management.
配信したアプリがすでに配信済みのアプリで、端末側でダウンロード中、またはインストールが完了していない。
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500", "" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12063,
USEnglishDescription[0]=The item was rejected by the user.
端末側に表示されたポップアップにて"戻る"や"キャンセル"をタップし、配信自体がキャンセルされた。
"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12040,
USEnglishDescription[0]=Please log in to your iTunes Store account.
App Storeにサインインしていない。
アプリ削除"Exec","4001","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12029,
USEnglishDescription[0]=The app “xxxxxxxx(アプリ名)” is not managed.
①アプリ削除ジョブを登録したアプリがManaged Appではない場合
(mobiAppsで配信したアプリではない)
②すでに端末よりアンインストール、削除されている場合

ライセンスが割り当たっているのに端末エラーになる場合(VPPユーザー利用)

ライセンスを割り当ててからVPP招待を実施した場合に、以下を満たしていてもVPPアプリ配信時に端末エラーになる場合があります。

  • ライセンスの割り当てが完了している
  • VPP招待が完了している
  • Apple IDに間違いがない

"Exec","4010","500","" "Exec","4010","500","" .
ErrorChain=ErrorCode[0]=12064,
USEnglishDescription[0]=License for app “xxxxxxxx(アプリ名)” could not be found.

この場合は、割り当て済みのライセンスを一度回収し、もう一度ライセンスを割り当ててから、再度VPPアプリ配信を実行してください。

VPPユーザー利用時のApple IDの確認方法

VPPユーザーを利用したVPPアプリ・ブックの配信時に、VPP招待時にサインインしていたApple IDと、端末側App StoreでサインインしているApple IDが異なる場合、ライセンスが割り当てられているApple IDではないため、ステータスが端末エラーとなることがあります。

この場合、以下の方法でiTunesストアアカウントのハッシュ値を照合することで、Apple IDが一致しているかどうかを確認することができます。
※iOS/iPadOSの仕様により、Apple IDはハッシュ値のみで確認可能です。Apple IDのメールアドレスを取得することはできません。
※端末情報に表示されるハッシュ値は、端末基本情報取得にて最後に取得した際の情報が表示されます。
最新情報を確認したい場合は、確認する前に端末基本情報取得を実行してください。

  1. 「端末詳細」画面の「端末情報」タブを選択し、「iTunesストアアカウントハッシュ」の値を確認します。
  2. サイドナビの「外部サービス連携」>「VPPトークン」を選択します。
  3. VPPトークンが登録されているグループを選択します。
  4. 「管理情報」をクリックします。
  5. 「VPPユーザー」をクリックします。
  6. Apple IDの確認をしたいVPPユーザーをクリックします。
  7. 「iTunseストアアカウントハッシュ」を確認します。
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