グローバルHTTPプロキシ設定

グローバルHTTPプロキシ設定を作成して適用すると、インターネットに接続する際に必ず所定のプロキシサーバーを経由するよう設定することが可能です。

グローバルHTTPプロキシ設定を適用する場合、端末がApple ConfiguratorまたはDevice Enrollment Program(DEP)にて監視対象に設定されている必要があります。 監視対象に設定されていない端末に設定を適用した場合、タップ方式では「このプロファイルは監督されているデバイスにのみインストールできます」と表示され、サイレント方式でステータスが端末エラーとなり、プロファイルをインストールすることができません。

入力項目説明入力規則必須
設定データ名設定データの名称を入力します。全角半角30文字以内
プロキシのタイプ接続方法を選択します。「手動」「自動」から選択
プロキシサーバ
※手動を選択した場合
接続するプロキシサーバを入力します。IPアドレスまたはドメイン名
半角255文字以内
ポート番号
※手動を選択した場合
接続するポート番号を入力します。半角数字のみ5文字以内
「1」以上の数字を入力
ユーザ名
※手動を選択した場合
接続するユーザ名を入力します。全角半角255文字以内
パスワード
※手動を選択した場合
接続を認証するためのパスワードを入力します。半角英数記号255文字以内
キャプティブネットワークにアクセスするためのプロキシのバイパスを許可キャプティブネットワークアクセスするためのプロキシのバイパスを許可する場合はチェックを有効にします。チェックボックス
プロキシPACのURL
※自動を選択した場合
プロキシPACのURLを入力します。URL形式
半角255文字以内
PACが到達不能の場合に直接接続を許可
※自動を選択した場合
PACが到達不能の場合に直接接続を許可する場合は、チェックを有効にします。全角半角255文字以内

プロキシのタイプを「手動」に設定し、無効なプロキシサーバを指定した場合の注意事項

プロキシのタイプを「手動」に設定し、無効なプロキシサーバを指定した場合、サイレント方式にて遠隔設定フィーチャーセットを適用すると、ジョブ管理では該当のジョブが「実行中」のままとなります。
端末側でグローバルHTTPプロキシ設定が適用されているために、インストールが完了した情報を管理サーバーへ送信するためのネットワークに接続できないためとなります。

すでにグローバルHTTPプロキシが適用されている場合の注意事項

遠隔設定フィーチャーセットでは、タップ方式→IVI MDM方式、サイレント方式をApple MDMにて適用します。
アクティベーション時に自動適用される遠隔設定フィーチャーセット、またはタップ方式にてすでにグローバルHTTPプロキシが適用されている場合は、サイレント方式にて適用のジョブを登録すると、ステータスが「端末エラー」となります。
また、サイレント方式にてすでに適用されている場合に、タップ方式にて適用のジョブを登録すると、端末側でプロファイルのインストール時に「プロファイルをインストールできませんでした。」と表示され、インストールすることができません。

設定内容にユーザー名とパスワードを入力した場合の注意事項

パスワードが必要なプロキシサーバを指定し、設定内容にユーザー名とパスワードを入力して作成した場合、適用時に端末側では下記動作となります。

サイレント方式で適用した場合
ユーザー名、パスワードの入力をせずに、プロファイルのインストールが可能です。

タップ方式で適用した場合
端末側でプロファイルのインストールボタンをクリックすると、ユーザー名とパスワードの入力画面が表示され、入力しないとインストールを完了することができません。
タップ方式では、ユーザー名、パスワードの入力の有無にかかわらず、インストール時に入力が必要となります。

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